2025/06/05
论文
【プレスリリース】ヒト羊水中の高浓度ケトン体を発见 －羊水中のケトン体が胎児の脳成长に不可欠である可能性－
金沢医科大学 産科婦人科学の柴田健雄講師、高倉正博教授、臨床病理学の山田壮亮教授らの研究グループは、東京工科大学 応用生物学部の佐藤拓己教授との共同研究により、ヒト羊水中のケトン体濃度が、母体血中と比較して有意に高いことを明らかにしました。
今回の発见は、これまで知られていた胎児へのケトン体供给源としての脐帯静脉経由に加え、胎児が羊水を饮むことで胎児に高浓度のケトン体供给が行われている可能性を示すものです。また、胎児が羊水中である程度の高ケトン环境に适応し、さらに高浓度のケトン体が妊娠后期の胎児、特に脳の急速な成长に必须である可能性を示すものです。このことは、例えば妊娠糖尿病の妊妇に対する栄养指导において、厳格なカロリー制限以外の食事疗法（ケトン体を意识した食事など）を今后、临床试験で开発する上で重要な知见となり得ます。
本研究成果は、2025年4月25日付でオランダの科学雑誌「European Journal of Obstetrics & Gynecology and Reproductive Biology」に掲载されました。
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