2025/07/01
受赏
在宅看護学 蘭 直美 准教授が令和7年度一般社団法人日本老年看護学会 研究論文奨励賞を受赏
2025年6月28日~6月29日に开催された一般社団法人日本老年看护学会第30回学术集会において、令和7年度研究奨励論文賞が授与された。演題は「在宅で生活する認知症高齢者の食べる意欲を大切にした多職種による食支援」である。将来老年看護学に貢献する論文であると評価され受赏した。
本论文は博士论文の一部であり、在宅で生活する低栄养の课题を抱える重度の认知症高齢者に対し、老人看护専门看护师、管理栄养士、摂食嚥下障害看护认定看护师がチームになり、口から食べるバランスチャートにより食に関する课题を明らかにし、食支援计画を立案、実施した事例报告である。本事例を通して、食の课题を适时?适切にアセスメントすることの大切さ、食べる意欲を大切にした関わり、食支援チームと従来の介护保険サービスの职种と意见交换や支援调整を重ねることの重要性が示唆された。
この研究を発展させ、2021~2023年に文部科学省科学研究费补助金基盘研究(C)から助成を受けた研究では、グループホームに入居しているサルコペニアを有する认知症高齢者に対する巻笛によるブローイングと中锁脂肪酸摂取による口腔机能への影响について明らかにし、论文投稿中である。2024~2026年に助成を受けた基盘研究(C)では、医科大病院の歯科医师や歯科卫生士、管理栄养士の协力を得て、オーラルフレイル予防に向けたアクティブ?ラーニング型健康教育の効果検証に向けて调整中である。
今回の受赏が、研究テーマである多職種と連携した高齢者の食支援に関する研究を続ける原動力になったのは言うまでもない。